窓シャッターや雨戸は後付けできる?窓の種類別から価格まで徹底解説|DIYで電動化も

窓シャッター

近年、全国的に増加傾向にある台風や豪雨被害。少しでも安全に過ごしたいですよね。

こうした雨風を防ぐためにも大変おすすめなのが窓シャッター・雨戸ですが、じつは多くの場合、後付けが可能ということを知っていましたか?

この記事では、窓シャッターや雨戸のメリット・デメリットから費用相場、また設置の上でのポイントまでお伝えしていきます。

また、手動の窓シャッターを安価にDIYで電動化する方法についても紹介していきますね。

自宅に窓シャッター・雨戸を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

窓用シャッター・雨戸は後付けできる?

結論から言えば、窓シャッターや雨戸はたいていの場合後付けが可能です。ただし、窓の状態や形状によって選べる幅に違いが出ることがあるため、取り付けたい窓にシャッターが設置できるかどうかはしっかりと確認しましょう。

ここでは、

  • 雨戸がある場合
  • 既存のシャッターがある場合
  • 2階の場合

をご紹介します。

雨戸がある場合

もともと雨戸があったところに窓シャッターを取り付けたい場合、古い雨戸を撤去してからシャッターを設置します。

この際、雨戸の撤去費用がかかりますが、雨戸の戸袋をそのままにしておく場合と、戸袋も外して壁を補修する場合とでコストは大きく異なります。

既存のシャッターがある場合

古いシャッターがある場合についても、そのシャッターを撤去してから新たなシャッターを設置するため、雨戸と同じく撤去費用がかかります。

ただし「手動シャッターを電動シャッターに交換する」といったときは、シャッターの本体のみを入れ替えるだけで済む場合もあります。

2階の場合

2階以上の窓にシャッターを取り付けたい場合、基本的には足場を組んで設置することになりますが、業者によっては高所作業車やはしごを使うこともあります。

高所作業車やはしごの方が足場よりは低価格ですが、窓や周辺の状態によって利用できる場合とそうでない場合があるため注意が必要です。とくに、5メートル以上の高さがある場合には基本足場を組むことになるでしょう。

窓シャッター・雨戸を後付けするメリット

冒頭でも窓シャッター・雨戸にメリットがあることはお伝えしましたが、いくつの利点があるか知っていますか?

ここでは代表的な5つのメリットをご紹介します。これを読むと、きっと窓シャッターを取り付けたくなりますよ。

①台風被害を防げる

台風や竜巻が起こると、雨風にとどまらずあらゆるものが飛来する危険性があります。そんなとき、窓ガラスの破損や飛散を防いでくれるのが窓シャッターや雨戸なのです。

万一窓ガラスが割れて家の中に散乱したら、片付けも大変ですし怪我のリスクも高まります。そうなる前に、窓シャッターの設置をおすすめします。

②防犯対策になる

じつは、住宅に侵入する窃盗は半数以上が窓からの侵入だということがわかっています。これを防ぐのにも有効なのが窓シャッターです。

もちろん窓シャッターや雨戸も100%破られない、というわけではありませんが、それでも短時間で犯行を終えたい窃盗犯にとって一つの大きなハードルになることは間違いないでしょう。

③遮光性が高く、光熱費削減に

夏の暑い日が続くと、気になるのがエアコンの電気代ですよね。そんなとき、遮光性の高い窓シャッターを閉めておけば日光を遮ることができ、エアコンの効率的な利用がしやすくなります。ガンガンに冷やさなくても快適な室温を保つことができれば、電気代も抑えられるでしょう。

ただし、日光が全く入らないと部屋が暗くなってしまうこともあります。そのような場合には、シャッターを閉めていても採光ができるスリットタイプやブラインドタイプの商品を選ぶのがおすすめです。

④遮熱効果も期待できる

遮光性と同じく、太陽熱を遮る遮熱効果も期待できるのが窓シャッター・雨戸の大きなメリットです。

シャッターがないと窓際がとても熱くなることもありますよね。より快適に、そして光熱費を削減するために窓シャッター設置を検討するのも一つのアイデアです。

⑤防音効果が得られる

大通り沿いに住んでいたり、近隣の音が気になる場合にも窓シャッターはおすすめです。窓ガラス1枚よりも防音効果が高いため、夜も音を気にせず寝やすくなるでしょう。

さらに、窓シャッターの中にも防音性の高いタイプもありますので、音を対策したい人はそういった商品もチェックしてみてください。

窓シャッター・雨戸のデメリットは?

多数のメリットがある窓シャッター・雨戸ですが、やはりどんなものにもデメリットはあります。

ここでは主に3つのデメリットをご紹介しますので、しっかりと把握したうえで検討してみてください。

①設置/修理メンテナンスのコストがかかる

当たり前の話ですが、新たに窓シャッターや雨戸を設置しようと思えば相応のコストがかかります。それだけでなく、設置後のメンテナンスが必要になるため維持費コストも必要だということを念頭に置いておきましょう。

②開閉の手間がかかる

とくに手動のシャッターや雨戸だと毎回の開け閉めが大変な場合も多く、閉めっぱなし/開けっぱなしにしてしまう人もいます。そうなるとせっかくのメリットが享受できず、宝の持ち腐れになってしまいます。

開閉の手間をなるべく減らしたい人はぜひ電動シャッターを検討してみてください。

③開閉時の音が気になる

窓に限らずですが、シャッターや雨戸を開閉する時にはどうしても音が出ます。とくに手動シャッターは「ガラガラガラ!」と大きな音がすることが多く、近隣への騒音が心配な人もいるのではないでしょうか。

そのような際には、電動シャッターがおすすめです。電動にすることで、静穏性を保ちながら楽に開け閉めができますよ。

デメリットも、電動化で解消できるものが多い!

このように、窓シャッター・雨戸もデメリットもありますが、実際は電動化で解決できるものがほとんどです。

もちろん設置コストはかかりますが、それ以上にたくさんのメリットが受けられるため、ぜひ電動の窓シャッターで検討してみてください。

窓シャッターの代表的な種類と特徴

それでは、実際に窓シャッターを検討する際に必要な情報として、シャッターの代表的な種類3つとそれぞれの特徴をご紹介します。

自宅の窓にはどのタイプが合うのか、ぜひチェックしてみてください。

クローズタイプ

窓シャッターの「クローズタイプ」は、完全に窓を覆うシャッターを指します。一番イメージしやすいのがこのクローズタイプではないでしょうか。

クローズタイプのメリットは、やはり遮光性の高さと防犯性でしょう。また、価格的にも他デザインよりシンプルでリーズナブルな傾向があります。

デメリットとしては、完全に窓が覆われるため太陽光が入らないという点、また通気性が悪くなりやすい、という点が挙げられます。ただし、本来の窓シャッターの目的として、閉めっぱなしにせず使うならクローズタイプでも全く問題はないでしょう。

スリットタイプ

「スリットタイプ」はシャッターに切れ込みが入ったタイプで、簾(すだれ)のような見た目が特徴です。全面スリットタイプのほか、クローズタイプの上や下の一部だけをスリットにできる商品もあります。

メリットとしては、シャッターを閉めたままでも採光や換気ができることが挙げられます。太陽光や外気をうまく取り入れつつも、シャッターによってプライバシーを守れるため人気も高いです。窓+カーテンよりも、シャッター自体を施錠できるため防犯性にも優れています。
一方デメリットとしては、価格がクローズタイプよりも上がることが大きいでしょう。予算との兼ね合いで検討することをおすすめします。

ブラインドタイプ

「ブラインドタイプ」は、その名の通りブラインドのように羽根の角度を変えて使用できるシャッターの種類です。屋内向けのブラインドカーテンはオフィスなどでもよく見かけますが、外側に設置することでシャッターの機能も併せ持つことができます。

ブラインドタイプにするメリットは、羽根の角度を自由に調節できるため、目隠しする範囲や太陽光を取り込む範囲を自分で調節できるという点です。

また、遮熱したい場合でも、屋内のブラインドよりもしっかり太陽光をカットできるため熱効率も良くなります。さらに、電動にすれば開閉に加え羽根の調節までボタン一つで調節できるため、利便良く活用できるでしょう。

デメリットとしては、耐久性と防犯性能への不安が挙げられます。通気・採光にすぐれたブラインドタイプですが、やはり1枚1枚の羽根の組み合わせなので他タイプよりは雨風や故意の破壊には弱くなる傾向があります。

耐久性が心配な場合は海外製よりも日本製を選ぶことをお勧めします。ただし、日本製の場合はやはりコストは高めになります。

窓シャッター・雨戸の取り付け方

いざ窓シャッター・雨戸を購入し、取り付けよう!となっても、どうやって設置すればよいのか分からないと困りますよね。

ここでは、窓シャッターの取り付け方についてをご紹介します。

専門業者に依頼する

基本的にはこちらのパターンになります。専門業者のなかには、窓シャッターの販売店・メーカーのほか、リフォーム工事を行う修理業者もあります。

どの業者に依頼するのが最適なのか、それを判断するためにも複数社への相見積もりをおすすめします。また、費用のほかにも業者ごとの強み・弱みを知り、希望に沿うかどうか比較検討をしましょう。

少し割高にはなりますが、複数の業者から要望に合うところをマッチングしてくれるサービスもありますので、一例をご紹介します。

自宅の情報や希望を入れるだけでおすすめをピックアップしてもらえてとても便利です。自分で選びきる自信のない人は、こういったサービスをうまく活用してみると良いでしょう。

自力で設置=DIYする

窓シャッターは、やろうと思えばDIYでの設置も可能です。ただし、足場のない2階の窓への設置は危険が伴うため業者におまかせした方が間違いないでしょう。

DIYでやる場合、専門家に見てもらう機会がないのであれば、そもそも窓シャッターの取り付けが本当に可能かを確認するところからのスタートになります。窓周辺の柱の位置や外壁の厚さ、塗装剤、漏水の有無などから設置が可能かを確認しましょう。

DIYの際の注意点と参考例動画

自分でDIYする場合、採寸を間違えないよう細心の注意を払う必要があります。測り方でミスが起こると正しく設置できず、安全な使用ができなくなります。

窓のサイズを測る際には、メジャーを正しく使い、正確な数値を記録するようにしましょう。窓の採寸方法については、以下の動画も参考にしてみてください。

また、実際の取り付け方については以下の動画も参考にしてみてください。

窓シャッター・雨戸の後付けにかかる費用

窓シャッター・雨戸を考えるうえで、避けては通れないのがコスト面の検討です。シャッターそのものの価格のほか、業者に設置してもらう場合は施工費用も併せて考える必要があります。

ここでは手動・電動で各シャッタータイプの費用相場がどのくらいなのかをご紹介します。

手動の場合

手動の窓シャッターの費用相場は、1ヶ所あたり6万円~20万円ほどです。一般的には電動よりも安く、手軽に設置できます。

できるだけコストを抑えつつ、シャッターは設置したい、という人はクローズタイプの手動が最もお手頃になります。

なお、もともとシャッターや雨戸が付いている場所に新しいシャッターを取り付ける場合は古いシャッターの撤去費用も必要です。窓シャッターの撤去は、およそ2万円~5万円程度が相場です。

電動の場合

電動の窓シャッターの費用相場は、1ヶ所あたり10万円~48万円ほどです。もちろん窓の大きさが大きくなるほど価格も上がります。

先に紹介したスリットタイプだと、スタンダードな大きさで約25万円、小型な窓で10万円、大きいワイド型の窓で40万円~45万円程度になります。ブラインドタイプは日本製か海外製かによって価格帯はさまざまです。

安価に電動化するには?

電動の窓シャッターはメリットだらけではあるものの、やはりネックは価格が高いということです。

そこで、オススメなのが、比較的安価な窓シャッターを取り付けしてから、DIYで電動化するという方法です。

この方法であれば、電動の窓シャッターを取り付けするよりも1か所あたりの窓シャッターの価格は安価に抑えられます。

窓シャッターの大きさによりますが、6万円~ で取り付け可能なので、一度チェックをしてみてください。

窓シャッター電動化KITはこちら

ちなみに、この電動化キットはスマホで開閉することが可能。家族のスマホ何台でも登録できてしまいます。また、オプションですが、アレクサとの連携も可能になるので、予算に応じて、徐々に電動化していくという形でも良いと思います。

【注意】2階の場合は足場費用も必要

記事の前半でお伝えしましたが、2階の窓にシャッターを設置する場合は、足場を組む費用も加味する必要があります。足場の費用は、2万円~6万円ほどが相場です。

2階以上への設置の場合も、事前にどの程度の工事規模・費用がかかりそうか、業者に実際の現場を見てもらうことをおすすめします。

窓シャッター・雨戸を後付けする際のチェックポイント

リフォームなどで窓シャッター・雨戸を設置する場合、気を付けるべき点がいくつかあります。ここでは、

  • シャッターがつけられる窓の形状か
  • 外壁に設置スペースがあるか
  • 建物の骨組みと外装材
  • 賃貸住宅の場合:設置可能か

の4つの観点からポイントをお伝えします。それでは、早速詳細を見ていきましょう。

シャッターがつけられる窓の形状かを確認

まず、そもそも取り付けたい対象の窓にシャッターがつくのかどうかを確認することが大切です。

一般的な窓であれば問題ないことも多いですが、外開きの窓や出窓の場合は設置が難しいこともあります。自分で判断できないことも多いため、業者に確認してみましょう。

外壁に設置スペースがあるかを確認

窓そのものの形状とあわせて、周囲の環境の確認もしておきましょう。

設置したい窓の周りにスペースが確保されているか、換気口などと干渉しないか、シャッターボックスを取り付ける窓の上部スペースは足りているかなどがチェックポイントです。

建物の骨組みと外装材を確認

基本的に、窓シャッターは木造・鉄筋コンクリート造の建物であれば設置が可能です。こうした骨組みのほか、外装材の種類によっては取り付けられない場合もありますので事前チェックが必要です。自分で判断できない場合はやはりプロに確認してもらうのが確実でしょう。

マンションや賃貸住宅の場合、設置可能かを確認

自宅がマンションや賃貸物件の場合、共用部分である窓や外壁に手を入れて良いか、工事しても良いかの確認が必要です。マンションなどの管理組合に相談してみましょう。

無断で設置した場合、のちに撤去を求められることもありますのでご注意ください。

窓シャッター・雨戸設置後のメンテナンス方法

無事に窓シャッター・雨戸が取り付けられた後、気になることといえば維持・メンテナンスですよね。ここでは、自分で簡単にできるおすすめのメンテナンス方法を2つご紹介します。

定期的な掃除、汚れ落とし

頑丈なシャッターといえど、吹きさらしのなかずっと放置していてはやはり劣化が早まります。シャッターの外側・内側とも定期的な掃除をすることが大切です。

窓シャッターの外側は、中性洗剤とブラシなどを使い、きれいにしてから水で流します。最後に水気をふき取って完了となります。

内側については、掃除機のブラシで大きなホコリを取り除いてから、中性洗剤などできれいにし、最後に水拭きで仕上げましょう。

シリコン系の潤滑スプレーを吹きかける

シャッターがきれいになったら、スムーズな開閉を維持するために、シリコン系のスプレーを吹きかけるのがおすすめです。

シャッターの外側・内側それぞれの左右に吹きかけてから数回シャッターを開閉すると、スプレーがしっかりと行きわたります。最後に、余分なスプレーが残っていたら拭き取りましょう。

「滑りを良くしたい」とグリスや潤滑油を使ってしまうと、ベタベタしてホコリがついてしまうこともあるので注意しましょう。

 窓シャッターを後付けするなら電動がおすすめ!

ここまで窓シャッター・雨戸を後付けする際のポイントから価格、メンテナンス方法までをお伝えしてきました。メリットが多い窓シャッター、やはり長く使い続けることを考えると電動化は必須です。

窓シャッター電動化KITはこちら

ぜひ電動で便利な窓シャッターを後付けして、安全・快適な暮らしを実現しましょう。