シャッター付き物置をDIYするのはアリ?知識も身につく最高の趣味に!

物置

DIYというジャンルが今とても盛んになっています。材料は通販で揃う・知識はネットで揃う・あとは根気と努力があれば、時間をかけて作ったり新しいものにチャレンジしたりと、やれることがとても多いのがDIYの魅力ですよね。

本来、DIYというのは、生活に必要なものを自分自身で一から作り上げたり、既存のものに改良を加えたりして日常的に使いやすくするのが目的です。

実は今回ご紹介する物置にもDIYがあるのです。物置と聞くと、設置を業者に頼むことが当たり前なのでは?と思われるかもしれませんが、最近はDIY向きの商品も数多く販売されています。

中にはシャッター付きのものもありますし、ハンドメイド感やオシャレ感が強い木製物置も根強い人気があります。なんといっても大きな小屋を作るようなものですから、完成までに時間がかかりますが、達成感や満足感はとても素晴らしいのです。自宅のちょっとした個性造りにも繋がりますよね。

今回は、物置をDIYするのはアリなのか?シャッター付き物置をDIYする場合の必要な知識や手順、更に自作ならではの魅力について、色々とお伝えしていきます。

DIYの良さは費用以外にも…挑戦する前に色々知っておこう!

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そもそも物置のDIYは良いのかどうかといいますと、DIYの選択肢としてはアリです。ただ、世間一般では物置というジャンルのDIYは、ネット情報を見ると難しいというイメージの方が先行していると思います。

そこでDIYは難しい…という固定概念をまず一度リセットしてみましょう。DIYはやり遂げること(ゴール部分)を先に考えると不安や心配がどうしても付きまといます。

なぜなら、やったことがない未知の領域だからです。ですが、それは誰しもが通る道ですし、まずはやってみること(スタート部分)が一番大切です。

物置のDIYというのは、設置する物置の種類によって難易度や複雑さが変わり、ご自身に合った形の商品に出会える可能性が非常に高いので、DIY初挑戦の物置はおすすめです。

さて、では具体的にDIYの良さというのはどこにあるのでしょうか?

まずはかかる費用です。物置の製作と設置に関しては、難しく専門的な商品であれば、業者にかかる費用も高くなります。そういった商品を自身で造れる場合、DIYの一番の恩恵は費用になります。

ただ、、物置のDIYにチャレンジされる方は、元々専門的な知識を持っていない・DIY自体が初めてという場合が多いと思います。そういった方は、難しいDIYでの対費用効果の恩恵は少ないです。手間もかかり知識もそれなりに必要になります。途中で諦めて業者に引き継ぐ可能性だってありますよね。

ここで言いたいのは、物置のDIYを行うにあたって、まずは商品の種類や設置方法などを一通り確認して情報を集めてほしいということです。

初心者の方にとっては、DIYで得られる知識や経験がそのままDIYの良さに繋がります。費用という意味ではそこまで得をすることはないと思いますが、経験値が次のDIYの精度を上げてくれますし、他のジャンルに挑戦したい意欲にも繋がります。また、趣味になるかもしれません。

ですので、なるべくご自身のDIYレベルに合わせた商品を選択することが大切です。
それでは、次に物置DIYする上で知っておいてほしい知識を簡単に説明します。

物置は可能なら床タイプ!小型でもシャッター付きをDIYできる

物置のDIYをする上で、最低限のジャンル分けをするのであれば、設置方法とサイズです。

設置方法は床タイプと土間タイプがあり、床タイプは物置自体に床が付いていて、そのまま地面に置いて使う商品です。一方の土間タイプは床がありませんので、土台を平らにしてコンクリートの床を作り、鉄筋などで補強しながら土台と商品をくっつけます。

聞いた感じだと、明らかに土間タイプの方が難しいですよね。ですので、可能であれば床タイプを選びましょう。整地されていて地面が硬く平らになっているような環境なら床タイプで大丈夫ですが、地面がデコボコしていて柔らかい場所だと床タイプでは不安定になりますので、土間タイプの方が適しています。

そして、次にサイズですが、まずは小型物置から挑戦しましょう。大型になればなるほど、組み立てる部品の点数が増えますし、人数も必要になってきます。自分一人で気軽にDIYをしたいのであれば、小型の方が向いています。

最近は小型でもシャッター付き物置タイプが多く販売されていますので、気軽に挑戦しやすいですね。

なお、シャッター付き物置を購入する際は、基本的には土間タイプがデフォルトですが、オプションで補強床を選択すると、床タイプでの納品となります。

では次に、商品や価格の紹介と簡単なDIY手順を紹介します。

シャッター付き物置はどんな商品がある?DIYは意外と簡単

メーカーごとに様々な商品があります。以下ご紹介します。

ヨド物置「エルモシャッター」シリーズ

イナバ物置「FXN」シリーズ

タクボ物置「Mr.シャッターマン」シリーズ

上記はそれぞれ有名でラインナップの種類も数多くあります。なお、タクボ物置以外の商品はオプションで床タイプを選択すれば設置が簡単になります。

組立に関してはそれぞれ内部構造は違うものの、設置工事のやり方はほぼ共通していますので、特に難易度の差はありません。

では、床タイプのシャッター付き物置はどのように組み立てるのでしょうか。

1.設置箇所の整地

まずは設置箇所を目視して、整地が必要かチェックしましょう。

元々コンクリート床になっている場所ならそのまま組立を開始しても構いませんが、砂地や草地などの場合は、へこみやでっぱりを直さないと不安定になります。

特に草地は、草木の成長が厄介になるため、除草やコンクリート設置も選択肢になります。(正確な傾斜確認のために、水平器の購入をおすすめします)

特にシャッター付き物置の場合は傾斜に気を付けて設置しないと、シャッター開口部が曲がって正常にシャッターが稼働しなくなります。

2.基礎ブロックの敷き詰めと本体土台の組立

ホームセンター等で手に入るブロックを一定間隔で敷いて基礎となる土台を作ります。

前述の整地が出来ているのであれば簡単な作業ですが、骨組みを施工する際に結構多くのブロックを設置するので、あらかじめ準備しておくと楽になります。

ブロック設置後は本体設置スタートです。まずは土台の枠組から組み立てます。

3.骨組みの施工と床貼り

土台を補強する骨組みを組み立てます。その後に床面を設置します。

傾斜が少しでもある場合、この床にも常に負荷がかかるため、寿命が短くなりやすいです。心配であれば土間タイプでの設置もアリです。

4.屋根と壁設置

屋根は耐候性が一番強い部分ですが、寒暖差による結露などが続くと腐食しやすくなりますので、オプションで耐水性の商品にすることをおすすめします。

設置方法に違いはなく、床貼りと同じような手順になります。高度がある商品の場合、転落に気を付けて作業してください。屋根設置後に側面壁を設置します。

5.シャッターと付属品の取付

シャッター取付は一番細かい作業になります。難しければ業者委託も検討してください。その後はシャッターカバーや棚板、雨どいなどのオプションがあれば順に設置していきます。

バイクなどの場合、スロープは市販品で大丈夫です。

まとめ

いかがでしたか?

最初は小型シャッター付きの床タイプから始めて土間タイプ大型に派生するなど、過程を楽しめるようなDIYにぜひチャレンジしてみてください!