今は自転車も電動のものがあったり、気軽に乗れる本格的なタイプも多数販売されています。
そのため価格が高くなった自転車は、昔に比べると盗難被害が増えていますよね。
自転車やオートバイは決して安い買い物ではありません。便利な乗り物ですが、車体の軽さや防犯性能の弱さから、盗難の対象になりやすいです。
特に、自転車は持ち運びが便利で室内保管もできますが、バイクはついつい青空駐車になりがちではないでしょうか。
そのせいで、日々盗難されないか不安に思いながら過ごすこともあるかも…。そんな方々には、シャッター付き物置がおすすめです!
物置としても乗り物保管場所としても使える上に、両方を兼ね揃えた商品もあります。今回は、シャッター付き物置をおすすめする理由とその魅力についてお話します。
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値段や耐久性はどれくらい?長い目で見れば十分低コストです
そもそも、バイクや自転車を収納する物置は、専用だから高いというわけではありません。
確かに、頑丈に造られているからそこまで安くはありませんが、バイクや自転車でなくとも、何かしら高価なものを収納するのにも使えるのです。つまり、代替や流用がきくということです。
例えば、「一時的にバイクに乗っていたけど手放してしまった…物置がもったいないかも」という場面があったとしましょう。
では、その物置の頑丈さを活かして、重たい工具や車のタイヤ・ホイール、高圧洗浄機などを収納すれば良いのです。
そういうものは高価だったりするかもしれませんが、元々頑丈でしっかりしたシャッターが付いているのであれば、盗難されるリスクは減ります。
専用品でないことは、何かしらの形でいつまでも使い続けられるメリットだと考えると、値段も意外と高くないと思いませんか?
実際に、バイクや自転車を収納できる頑丈なシャッター付き物置の値段を調べてみると、【10万円~30万円】ほどとなっています。
30万円に近い商品は値段が高いように思うかもしれませんが、こちらの場合はバイクや自転車以外も収納できるよう、ある程度大き目のサイズになっています。
商品によっては、乗り物と物置の収納場所が区切られているものもあります。
ちなみに、同じサイズで値段差が結構ありますが、あまりにも安い物置を買うのはおすすめしません。
物置の値段差は、素材と頑丈さです。長く安心して使うためには、ある程度の値段のものを買う必要があります。トータルで見ると、値段が高くても耐久性が高い方がコストを抑えることが出来ます。
また、バイク用のシャッター付き物置(バイクガレージ)は、定番のメーカーが存在します。イナバ物置・ヨド物置・タクボ物置辺りはとても有名で安心感もありますね。
イナバ物置
ヨド物置
タクボ物置
バイク単体だけでなく、関連荷物や自転車なども収納できる大きいものがありますので、用途に応じてベストサイズを選びましょう。
バイクガレージには便利な機能が満載!青空駐車はやめておこう
バイクや自転車の専用物置は、一般的にバイクガレージという商品ジャンルで多数販売されています。
これらには、さすが専用品というだけあって、様々な便利機能が付いています。先ほど有名メーカーをいくつかお伝えしましたが、それらの商品でもたいてい標準装備・オプション装備されている機能をご紹介します。
1.防犯性の高いキーシリンダー
バイクガレージともなると、素材や頑丈さだけでなく、やはりいかに盗まれないような工夫がされているか…というのもポイントになります。
その中で、シャッター付きの固定ガレージにほぼ備わっているのがこの機能になります。具体的には、ピッキング等に非常に強い耐性を持つ「ディンプル(シリンダー)錠」というタイプです。
2.盗難防止バー
物置内部の足元には頑丈なバーが設置されており、バイクを収納した際に、市販のチェーンロックなどを使って前輪と物置をロックできます。
バーは切断体制がとても強く、チェーンロックも複数使うことで万全の防犯能力を発揮します。
3.バイク用品やヘルメットなどを収納できる棚
バイク関連のアイテムは、室内保管するのが大変です。ヘルメットや手袋・ジャケットのような運転必需品以外にも、オイルや洗剤などのケミカル用品、メンテナンス用の工具セット、カスタム用の部品などなど、実は車よりも収納に苦労することが多いのです。
ですが、バイクガレージにはこれらを収納できる棚が複数設置されています。
用途種類ごとに整理整頓しておけば、「どこに収納したかな?」と困らずに済みますね。
4.錆に強い素材と塗装・造り
バイクを屋内保管したい理由として防犯と共に大切なのが防錆です。バイクは鉄の塊ですから、屋外保管していると、とにかくすぐに錆びます。
チェーンやネジ類、サスペンションなどは雨ざらしになるとあっという間に錆びますし、錆を放置しておくと故障の原因になりやすいです。
バイクを念入りにメンテナンスされる方の場合、見た目が錆だらけなのも嫌でしょうから、頻繁に磨く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、有名メーカーのバイクガレージには、錆に強い素材が使われていますし、水分の侵入を防ぐ様々な造りが施されています。
ここまでは標準装備としてたいてい備わっていると思いますが、それ以外にも、物置と地面との段差を無くすためのスロープや滑り止め床がオプション設定されていたり、防火耐荷重タイプのものも販売されています。
簡易ガレージという選択もアリ!盗難を防ぐポイントとは?
逆に、できるだけコストを抑えたい・とりあえず雨風さえしのげれば大丈夫…という場合は、簡易ガレージタイプもおすすめです。
このタイプの特徴は、設置や撤去・移動がとても楽なことです。ガレージというより、バイク用のテントみたいな感覚ですね。
バイクカバーだけだと心もとない場合や、雨に濡れずにメンテナンスなどしたいと思った時、ちょっと大きめの簡易ガレージを購入すると便利です。
また、キャンプ用品メーカーもこれらの商品を扱っているので、固定具が備わっていたり内部にランタン設置できたりと、まるで本格的なテント感覚で使用できます。
なお、簡易ガレージの弱点は強風や積雪です。雨を防ぎ気軽に設置撤去ができるのがウリなので、素材が軽くなっており、台風や大雪のような悪天候にはかなり弱いので注意してください。
悪天候は前もって予測しやすいので、そういった時は簡易ガレージを撤去してバイクカバーに切り替えたりしておくことをおすすめします。
ちなみに、バイクや自転車の盗難を防ぐポイントは2つあり、
・ロックを組み合わせる⇒チェーンロックやディスクロック、アラームなど複数使用する
となります。要は、「そこにバイクや自転車があると気付かせず、もしバレても盗むのが面倒だな」と思わせることが盗難の抑止力になるのです。
いくら簡易ガレージに入れているとはいえ、盗まれない工夫をしなければ意味がありませんので、ロックはしておきましょう。種類の違う複数のロックを組み合わせるのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
バイクをお持ちの方はもちろん、自転車にもバイクガレージが使えます。
可能であれば頑丈なシャッター付きガレージを設置し、設置場所が確保できないのであればカバー代わりに使える簡易ガレージの導入もぜひ検討してみてください。
青空駐車は乗り物の寿命を縮めることに繋がります。少しでも良い環境で保管することをおすすめします。