ビルトインガレージを後付けしたい!設置のメリデメから相場費用、安くリフォームする方法までを徹底解説

ガレージシャッター

雨に濡れずに車から出入りできる、愛車をホコリや汚れから守る、防犯対策にもなる…そんな理想や憧れを持つ人も多いビルトインガレージ。

ただ、実際いま住んでいる家に後付けするとなると、

  • リフォーム費用はいくらかかる?
  • 設置できるガレージにはどういう種類がある?
  • 具体的に注意すべき点は?

など、気になることが次々と出てくるのではないでしょうか。

この記事では、ビルトインガレージをつけるメリット・デメリットから費用相場、また設置の上でのポイントまでお伝えしていきます。ビルトインガレージを検討中の方はぜひチェックしてみてください。

  1. ビルトインガレージ(インナーガレージ)とは
    1. 住宅駐車場の種類3つ
    2. ビルトインガレージがおすすめな人
    3. ビルトインガレージに向いている家
  2. ビルトインガレージのメリット5選
    1. ①雨に濡れずに車の乗り降りができる
    2. ②車も汚れない、傷つかない
    3. ③防犯面での安全性も高い
    4. ④自分だけの趣味スペースにも◎
    5. ⑤税金免除の可能性も
  3. ビルトインガレージのデメリット5選
    1. ①住宅の1階部分のスペースを大きく取られてしまう
    2. ②工事費用がかさみがち
    3. ③騒音や換気に注意
    4. ④死角になりやすい
    5. ⑤耐震性への考慮が必要
  4. ビルトインガレージに使えるシャッターの種類
    1. ①巻き上げ式
    2. ②オーバースライダー式
    3. ③スイングアップ式
    4. シャッターには手動と電動がある
  5. ビルトインガレージ設置の費用相場
    1. 1階の一部を使った場合
    2. 庭の一部を使い増築した場合
    3. 耐震補強費用について
    4. コンクリートの費用について
    5. スケルトンリフォームの場合(スケルトンリフォームとは)
  6. ビルトインガレージの設置を安くする方法
    1. 設置前:安い施工業者を見つける・相見積する
      1. DIYで価格を抑えることも可能!
    2. 設置後:維持コストを下げる
  7. 実用的なビルトインガレージにするための注意点
    1. ①間取りと動線を考える
    2. ②建ぺい率・容積率
      1. 建ぺい率の緩和措置
    3. ③防火材料を使うこと・断熱
      1. 見付面積とは
      2. 防火地域・準防火地域・22条区域では外装にも注意
    4. ④騒音対策
    5. ⑤広さ・構造
    6. ⑥排気ガスがこもらない仕組み
    7. ⑦固定資産税や点検の費用
  8. まとめ ~便利で快適なビルトインガレージがおすすめ~

ビルトインガレージ(インナーガレージ)とは

そもそも「ガレージ」とは自動車を格納する建築物、いわゆる車庫のことです。なかでも今回ご紹介するビルトインガレージは、そのガレージが建物の一部に組み込まれているもので、シャッターやドアのついたクローズドタイプのガレージのことを指します。

ビルトインガレージは、その形態から「インナーガレージ」とも呼ばれます。

住宅駐車場の種類3つ

住宅用の駐車場には大きく分けて3つの種類があります。

  • カースペース:屋根のないもの
  • カーポート:屋根だけを付けたもの
  • ガレージ:建物で自動車を覆うもの

ビルトインガレージはその名の通り「ガレージ」のため、自動車が屋内に格納でき、表から見えないことでのメリットが享受できます。

ビルトインガレージがおすすめな人

とくにビルトインガレージをおすすめしたいのは、

 

車・バイクが趣味!車いじりが好き!

家の土地は限られているけど駐車場は確保したい!

という人です。いずれかに当てはまったらぜひ積極的に検討してみましょう。

ビルトインガレージに向いている家

ビルトインガレージに向いている家の特徴は、以下の通りです。

  • 柱の数が少ない軽量鉄骨構造の住宅
  • 建物の外に駐車スペースを設けるのが難しい家

こういった家であれば、ビルトインガレージが設置しやすく、また限られたスペースを有効活用できるのでおすすめです。

ただし、必ずしも上記のような家でないとビルトインガレージを設置できないというわけではありません。しっかりメリデメを理解したうえで進めていきましょう。

ビルトインガレージのメリット5選

ビルトインガレージはメリットがたくさんあります。まずはビルトインガレージの良い点を5つご紹介します。

①雨に濡れずに車の乗り降りができる

住居スペースと車が近く、屋内で接しているということはビルトインガレージの大きな魅力の1つです。雨の日でも濡れずに乗り降りができるため、荷物の多い人や子供・お年寄りのいる家庭にもおすすめ。

②車も汚れない、傷つかない

基本的に屋内、かつシャッターで車が守られるため、オープンなカースペースやカーポートよりも車が汚れづらくなります。雨風から守られるため、傷つきにくいこともうれしいポイントです。

③防犯面での安全性も高い

建物の一部で車を覆う形になるビルトインガレージは、防犯性も高いのが特長です。シャッターを閉めておけば見知らぬ人が車を触ったり、中をのぞいたりすることはできないでしょう。

④自分だけの趣味スペースにも◎

「ビルトインガレージがおすすめな人」でも紹介しましたが、車いじりやグッズが好きな人にとっては最高の趣味スペースになることもメリットです。家庭内では肩身が狭くても、ビルトインガレージで好きな愛車と一緒に快適な時間が過ごせるかも!?

⑤税金免除の可能性も

ビルトインガレージの面積が、建物の延べ床面積の5分の1以下の場合は、床面積として計算されません。そうなると「容積率の緩和措置」が働き、固定資産税が安くなるメリットを享受できます。

逆に言えば、ビルトインガレージを設置しても延べ床面積の5分の1より大きい場合は固定資産税の対象となるのでご注意ください。

ビルトインガレージのデメリット5選

ここまでビルトインガレージのメリットをみてきましたが、デメリットはどのような点になるでしょうか。ここではビルトインガレージ設置にかかわるデメリットを5つご紹介します。

①住宅の1階部分のスペースを大きく取られてしまう

ビルトインガレージは、ほとんどの場合住宅の1階部分に設置されます。つまり単純な話、1階の住居スペースが狭くなるということです。

とくに狭小住宅の1階をビルトインガレージにする場合、住居スペースは実質2階以上となります。家のバリアフリー化を考えているお宅などは、生活空間との動線をどうするか、考慮が必要です。

②工事費用がかさみがち

今住んでいる家に駐車場を新設する場合、庭などにカースペースやカーポートを作るよりも当然1階部分をリフォームするビルトインガレージの方が費用はかさみます。

ビルトインガレージの設置費用相場についてはこちらをご覧ください。

③騒音や換気に注意

ビルトインガレージは、シャッターを閉めてしまうと基本密室です。このため、排気ガスがこもりやすく危険というデメリットがあります。これを解決するために、ビルトインガレージを設置する際は24時間換気システムなどを併せて取り付けるようにしましょう。

また、車の振動や音にも注意が必要です。柱が住宅部分と同一になるため、どうしても入出庫の際の振動が音になって伝わるということがあります。ガレージのすぐ上や隣に寝室を置かない、などの工夫も併せてするのが良いでしょう。

快適な暮らしを手に入れるために設置したビルトインガレージなのに、排ガスが部屋に入ってきたり騒音で家族が眠れなくなったりしたら本末転倒ですよね。間取りや喚起にも気を配って設置するようにしましょう。

④死角になりやすい

メリットのところで防犯性の高さをお伝えしましたが、建物で囲われているが故に死角になりやすい、というデメリットが隣り合わせであることも把握しておきましょう。

「暗い、人目につかない空間」にしないために照明や防犯カメラなどの工夫をしておくことがおすすめです。

⑤耐震性への考慮が必要

住宅をビルトインガレージにリフォームすると、車を入れるために1階部分の壁面積が少なくなることから、耐震性が低下する危険性があります。新たに設置する場合は、しっかり耐震補強工事も併せて行いましょう。

ビルトインガレージに使えるシャッターの種類

では、ビルトインガレージにはどのようなシャッターが使えるでしょうか。ここではビルトインガレージで設置できる代表的なシャッターを3種類ご紹介します。

①巻き上げ式

巻き上げ式は、シャッターボックスという収納箱にシャッターを巻き上げていくタイプです。

巻き上げ式のメリットは、シャッターをコンパクトに収納できることによる開放感と天井の自由度の高さです。天井にシャッターが干渉しないため、照明を付けたり収納スペースとして活用したりもできます。また、手動の場合はコストを抑えられることもメリットです。

一方デメリットとしては、特に手動の場合はシャッター開閉の音の大きさが気になるでしょう。

価格とトレードオフにはなるものの、電動にすることで開閉の音量やわずらわしさはかなり解消できます。

②オーバースライダー式

オーバースライダー式は、ガレージの天井に沿う形でシャッター板を収納するタイプのシャッターで、基本的には電動式です。

オーバースライダー式のメリットは、シャッター板に負荷がかからないため劣化しづらく、またシャッターボックスのスペースが不要だということでしょう。また、シャッター開閉のスピードも速く、音が抑えられる面もあります。

逆にデメリットとしては、天井の高さが必要という点があります。また、雨が降った後にシャッターを開け閉めすると、シャッターについている雨水が落ちてきて濡れてしまうこともあるでしょう。

③スイングアップ式

スイングアップ式は、開閉の際にシャッターが前方にスイングするタイプです。こちらも基本は電動式となります。

スイングアップ式のメリットは、開閉の際の音が非常に静かという点です。シャッターを巻いたりスライドしたりする必要がなく、一枚の板のままスイングさせるだけなのでうるさくありません。

一方デメリットは、シャッターの前に一定のスペースを確保する必要があるということです。実際、道路の狭い日本ではあまり見かけません。さらに開閉時にそのスペースに入ると大変危険ということから、海外での使用も徐々に減ってきています。

シャッターには手動と電動がある

ビルトインガレージのシャッターは、手動式と電動式から選べます。もちろん手動の方が安く導入できますが、開閉の手間や騒音などデメリットもあります。

近年では静音性・利便性の高い電動シャッターが人気です。自宅のビルトインガレージの使用頻度やイメージに合わせて、手動・電動を選択するようにしましょう。

ビルトインガレージ設置の費用相場

いざ、ビルトインガレージを設置してみよう!となった際にまず気になるのが費用面ですよね。ここでは

  • 1階の一部を使った場合
  • 庭の一部を使い増築した場合
  • 耐震補強費用について
  • コンクリートの費用について
  • スケルトンリフォームの場合

という観点から相場費用をお伝えしていきます。ぜひ自宅の状況を踏まえながらチェックしてみてください。

1階の一部を使った場合

自宅の1階部分、使わなくなった部屋をビルトインガレージにリフォームする場合、費用は60万円〜240万円が目安です。

元あった部屋の解体作業コスト、ガレージの工事費、外構費に加え、ガレージにシャッターを取り付ける費用もかかります。シャッターは、本体価格+工事費でおよそ30万円〜50万円が相場です。

ただし、ガレージにする部屋の条件や大きさによってかかる費用にはかなり幅があるため、一度専門業者に見積もりをしてもらうことをおすすめします。

また、リフォームの際は下記の耐震補強についても併せて検討しましょう。

庭の一部を使い増築した場合

「ビルトインガレージを作りたいが、自宅の1階で潰せる部屋がない」「ガレージにリフォームするだけの広さが取れない」といった場合でも、建築基準法関連規定内であれば自宅の庭にビルトインガレージの増築ができます。

ただし、ビルトインガレージの増築は1階の一部を使うよりも費用がかかります。構造にもよりますが費用相場は150〜350万円程度です。

庭の一部で増築する際の条件は、

  • 3メートル×6メートル以上の駐車スペースがあること
  • 道路から乗り入れ可能であること

です。上記の条件を満たし、建築基準法関連規定の中に納まるスペースがある場合は増築も視野に入れて検討してみましょう。

耐震補強費用について

先でも述べたように、ビルトインガレージを後付けリフォームする場合も、耐震基準を満たせるかどうか確認しなければなりません。耐震基準に足りない場合は、リフォームと並行して耐震補強工事も行うためその分プラスの費用がかかります。

手順としては、まず耐震診断をしてから工事となり、費用は一般的に150万円〜200万円となります。

ただし、耐震診断や耐震補強工事を行った住宅に対し、補助金制度を設けている自治体もあります。指定の対象条件を満たしたうえで申請すると、費用を半分程度に抑えることができる場合もあるため、まずは自治体に補助金制度があるのかを問い合わせてみましょう。

コンクリートの費用について

住宅の1階をリフォームする場合も、庭部分で増築する場合でも、新たにコンクリートを敷く場合が多いでしょう。ビルトインガレージのコンクリートの費用相場は、平方メートル単位の単価で8,000円〜14,000円となります。

厚みと広さで費用が変わりますが、一般的に駐車場で使用されるコンクリートは厚さ10cm〜12cmのため、その中で選ぶのがおすすめです。

スケルトンリフォームの場合(スケルトンリフォームとは)

「ビルトインガレージもつけたい、かつ住宅部分にも手を入れたい」という場合には、スケルトンリフォームという選択肢もあります。

スケルトンリフォームの「スケルトン」とは、建物の柱や梁など、骨格を構成する部分のことを指します。構造躯体とも呼ばれます。

スケルトンリフォームは、住宅の設備や内装をいったんすべて取りのぞき、構造躯体だけになった状態から新たに造り替える方法です。全面リフォームになるため、当然費用はかかりますが、耐震面もクリアしながら新しい間取りを考えられるため、まるっと作り変えたい人には大変おすすめです。

この場合、費用は家ごとのリフォーム価格になるため、住宅の大きさによってかなり差が出ます。また、家の内装のみを解体してリフォームする場合と、内装外装両方を解体してリフォームする場合でも費用は大きく異なり、相場は750万円~2,500万円程度となります。

ビルトインガレージの設置を安くする方法

理想をかなえようとすると結構費用がかかりそうなビルトインガレージ。少しでも安く設置・維持メンテナンスするためには何に気を付ければよいのでしょうか。

ここでは設置前・後の2つの観点からポイントをお伝えします。

設置前:安い施工業者を見つける・相見積する

「相見積」とは、複数社から見積りを出してもらって比較検討することを指します。

ビルトインガレージの設置に置いても、この相見積を上手く活用することでコストを安く抑えられる可能性が高まります。同じ条件でも業者によって見積り価格に差が出る場合がありますので、内容と価格のバランスを見てよく検討しましょう。

ただし、業者に詳しくない人だとどこの業者に見積もりを依頼するか、何社くらい依頼するのが良いかの判断が難しい場合があります。その際は、一括見積ができる無料のサービスを活用してみましょう。1回の依頼で複数の業者から返答が得られるため、より比較検討がしやすくなります。

DIYで価格を抑えることも可能!

ビルトインガレージはその目的をはっきりさせておくことが大事です。こだわるあまりに内装に高額な費用をかけてしまう人も少なくありません。

日常使いの、利便良いガレージを目指すのであれば、棚・照明の設置や内装の仕上げなど、やれる部分はDIYで行うことでコストをぐっと下げることが可能です。

設置後:維持コストを下げる

ビルトインガレージも「建築物」に当たり、固定資産税がかかります。ただし、延べ床面積の5分の1までは床面積として加算されないため、業者と相談してなるべく固定資産税を抑えられるようにしてみましょう。

さらに、1階の一部を使ってガレージを設置した場合は、建物の評価額が下がることで税金が安くなることもあります。

実用的なビルトインガレージにするための注意点

ビルトインガレージは当然作ることが目的でなく、それを有益に使っていくために設置しますよね。実は、本当に「使える」ビルトインガレージにするための注意点がいくつかあります。

ここでは7つの観点から、実用的なビルトインガレージにするための注意点を解説します。

①間取りと動線を考える

まずは間取りと動線です。せっかくインナーガレージにしたのに部屋との行き来がしにくい、生活に支障が出るような間取りだと本末転倒です。

ビルトインガレージ設置を考える際には、車の出し入れのしやすさはもちろん、部屋からの動線や荷物の運びやすさも併せて確認しておきましょう。子供や高齢者がいる場合はバリアフリー対策なども大切です。

1階をガレージにした場合、居住スペースがすべて2階以上だと必ず階段の上り下りが必要になります。これから先の家族構成に合わせて、場合によっては1階に部屋やリビングを設けるなどの工夫が必要でしょう。

②建ぺい率・容積率

住宅を建てる際もそうですが、車庫を作る場合でも建ぺい率と容積率を満たさなければなりません。これらは自治体によってあらかじめそれぞれの敷地ごとに決められています。

項目 内容 計算式
建ぺい率 建築物の建築面積の敷地面積に対する割合
(建築基準法第53条より抜粋)
建築面積÷敷地面積×100
容積率 建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合
(同 第52条より抜粋)
延べ面積÷敷地面積×100

たとえば、敷地面積が60坪・建ぺい率が60%・容積率200%の場合は、建築面積は最大36坪まで、かつ延べ床面積(2階以上も含めた床の面積)は120坪までとなります。

ただし、車庫の場合、条件によっては建ぺい率・容積率ともにカウントされない緩和措置が設けられています。容積率については、固定資産税のところでも触れたように、延べ面積の5分の1までは算入されないため、それを加味して設計するのが良いでしょう。

建ぺい率の緩和措置

なお、建ぺい率の緩和条件は以下のとおりです。

  1. 外壁のない部分が連続して4㎡以上あること
  2. 柱の間隔が2㎡であること
  3. 天井の高さが2.1㎡以上であること
  4. 地階を除く階数が1であること

上記4つをすべて満たす必要がありますが、ビルトインガレージの場合は1の条件をなかなか満たせないため、建ぺい率の緩和対象にはなりません。

カーポートの場合は4つの条件を満たしていることが多く、緩和措置の対象になる場合がほとんどです。

③防火材料を使うこと・断熱

ビルトインガレージの内装を防火材料にすることも重要です。これは建築基準法でも定められています(建築基準法施行令第128条、第129条)。

仮に内装を木製にしたい場合、木を見せても良い範囲は天井と床の面積の10分の1以内の見付面積と定められているため注意しましょう。

見付面積とは

見付面積とは、梁間方向(小屋梁と平行の方向)、けた行き方向(小屋梁と直角の方向)ともに、1階床から1.35m上に線を引き、それより上の部分の垂直面積を指します。

防火地域・準防火地域・22条区域では外装にも注意

防火地域・準防火地域は都市計画法で、また22条区域は建築基準法で定められており、万一の火災の際にできるだけ延焼を防ぐための規制があります。

こういった地域でビルトインガレージを設置する場合には、外壁の材料にも注意が必要となります。ただし、自治体ごとに運用が異なりますので、業者の設計士とよく相談するようにしましょう。

④騒音対策

ビルトインガレージは家と一体で設計されることが一般的なため、エンジン音の騒音や振動の対策も同時に考えておきましょう。

特に車の発進時・駐車時にエンジン音が響くことになるため、朝早く・夜遅くに車を使う家族がいる場合には、寝室をガレージから遠い場所に配置するなどの考慮が必要です。

⑤広さ・構造

もちろん車を停めるガレージですから、広さや構造も重要なポイントです。車1台あたりに必要な車庫スペースは、

  • 天井高2.1m以上
  • 幅3m×奥行6m

となります。出入り口以外の3辺を壁に囲まれるビルトインガレージでは、車のドアを開閉する際のスペースの余裕を確保しましょう。

また、奥行きもギリギリだと後ろ向きで駐車する際にぶつかりやすくなったり、車を買い替えたときに入らなくなったりというリスクがあります。

もちろん広く設計するとコストもかかりやすくなりますが、使い勝手の良さを鑑みて広さを決めるようにしましょう。

⑥排気ガスがこもらない仕組み

見た目には分かりづらい部分ですが、排気ガスがこもらないよう注意することも大切です。

家族に影響を及ぼしたり、自分自身がガレージで作業をしていて具合が悪くなったりしないよう、換気設備も合わせて設置するようにして下さい。

⑦固定資産税や点検の費用

先でも述べましたが、ビルトインガレージも固定資産税の対象となるため、およそ年間いくらかかるのかはあらかじめ見積もっておきましょう。

また、設置した後も定期点検の義務があり、メンテナンスの費用がかかります。ビルトインガレージを作る前にしっかりと把握しておくようにして下さい。

まとめ ~便利で快適なビルトインガレージがおすすめ~

ビルトインガレージは設置上の注意を守れば、メリットが多く、生活を快適にできる優れた設備です。ぜひビルトインガレージの後付けリフォームを考えている方は、今回の記事を参考にまず相見積からチャレンジしてみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました