窓シャッターがあると防災・防犯効果がなぜ高まるのか?

窓シャッター

住宅の窓シャッターや雨戸って何気なく開け閉めしていますが、「防災・防犯にとても効果がある」ということを、日々の生活の中で気にすることはありません。

  • そういえば、改めて窓シャッターや雨戸の防災・防犯効果って気にしたことがない
  • 実は開閉が面倒で毎日は閉めていない・・・

という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では窓シャッターや雨戸があなたの家を守るために、驚くべき防災・防犯効果を発揮している点についてお伝えしていきます。

  • 窓シャッターが台風から家を守る理由
  • 窓シャッターが空き巣から嫌われる理由

などのポイントを具体的に紹介します。

1分くらいで読めますし、家を守るために必要な防災・防犯のポイントと取るべき行動が分かるので、ぜひ読んでみてくださいね。

窓シャッターで台風での大雨・飛来物から窓を守れ!

最近は窓シャッターや雨戸のない住宅も増え、「窓シャッターや雨戸はなくても、特に困らないのだろう」と感じる人もいるようです。

普段の生活では特に困ることはありませんが、台風などの時に大雨や飛来物から家を守ってくれるのは窓シャッターや雨戸なのです。

 平均風速20mで看板が落ちて風に乗って飛ぶ

住宅にとって台風で一番危険なのは、強風そのものより、強風によって飛んでくるモノ。

Twitterでもモノが窓に当たることによっての被害が報告されています。

平均風速20m以上は非常に強い風で、人は何かにつかまってないと立っていられないほどになります。

また、看板やトタン屋根が落下・飛散したり、屋根瓦の中には飛散したりするものもあります。

風の強さ
(予報用語) 
平均風速
(m/s)
おおよそ
の時速
 速さの 目安 人への影響 屋外・樹木の様子 建造物
非常に強い風 20以上
25未満
 ~90km 高速道路
の自動車
何かにつかまっていないと立っていられない。
飛来物によって負傷するおそれがある。
細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。
看板が落下・飛散する。
道路標識が傾く。
屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。
固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒する。
ビニールハウスのフィルム(被覆材)が広範囲に破れる。

(出典:気象庁HP https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.pdf

 窓ガラスが割れると屋内に甚大な被害が起こる

台風で一番怖いのは、飛来物が窓を突き破って住宅を破損すること。

ガラスが割れると、飛び散ったガラスでケガをしたり、雨風が住居内に吹き込んだりして、いつもの生活を送るのが難しくなってしまいます。

時には窓ガラスから入る横殴りの風が屋根を吹き上げてしまうような甚大な被害が起こることも。

住宅全体の窓シャッターや雨戸をきちんと閉めて、窓ガラスを割れにくくするのが、防災での一番のポイントです。

空き巣が狙うのは窓!窓シャッターで防犯を見直そう

次にお伝えしたいのが防犯について。

「防犯」と言えば、一番に何を思い浮かべますか?

「玄関の施錠」が一番に頭に思い浮かんだ人!

「玄関の施錠」も大切なのですが、実は空き巣にとっては「窓」がねらい目。

なんと、空き巣の侵入口の第1位は、窓からのガラス破りなんです。

Twitterの報告を見ても、空き巣被害は窓からの侵入がほとんどです。

●侵入窃盗の侵入口

1位 2位 3位
一戸建住宅  窓  表出入口 非常口
共同住宅(3階建以下)  窓  表出入口 非常口
共同住宅(4階建以上) 表出入口  窓  非常口

(出典:警察庁HP住まいる110番 https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

窓シャッターや雨戸で空き巣が嫌がる

玄関口より、窓から入る傾向が高い空き巣には、窓シャッターや雨戸が効果的。

窓シャッターや雨戸が締まっているだけで、空き巣を寄せつけない防犯効果が高まります。

しかも、窓シャッターや雨戸などで窓ガラスが覆われていると、住居の中の様子も分からなくなります。

空き巣からすると、盗難するためのヒントを得ることができず、侵入するにはリスクが高いと思わせる効果もあります。

 防犯を極めるなら2階以上にも窓シャッターがあるとよい

もしも、あなたが1階だけ窓シャッターや雨戸を閉めておけばいいと考えていたら、大間違いです。

なんと、3階以下の共同住宅では一戸建てと同様に侵入口の第1位は窓。

4階以上の共同住宅でも侵入口でも第2位なんです。

2階以上への移動も、コンクリート塀や雨水管など足場になる部分は無数にありますから、空き巣にとっては容易なことなのだと、覚えておいてください。

窓を物理的に開けにくくさせる、窓シャッターや雨戸は外出するとき・就寝時は必ず閉めておくことが重要です。

防災にも防犯にも役立つ窓シャッターをこまめに閉めるために、開閉を自動化してみる

手動の窓シャッターをしている人は電動化を検討してみては如何でしょうか?

毎日の窓シャッターの開閉は防災・防犯には大切だけど、骨が折れますよね。

もし、スマホに入れたアプリをリモコン代わりに、家族みんなで窓シャッターが開け閉めできたり、アレクサを介して外出先からも開け閉めができたりしたら、窓シャッターの開閉にまつわる憂うつが解消できると思いませんか。

私達がおススメしているのは、手動シャッターを電動化するDIYキットです。

通常のリモコン操作の電動シャッターと違い、複数の人がスマホから操作できるのが特徴です。

しかも、閉まっている間はモーターによる電磁ロックがかかるので、手の力で開閉させることができません。

長期不在の時の防犯効果がより高まります。

価格は6.6万円から。

お手持ちの窓シャッターや雨戸を枚に毎日開け閉めして、防災・防犯効果を高めたいあなたには、手動シャッターを電動化するDIYキットがおススメです。

手動シャッターを電動化することで、毎日の開け閉め作業が億劫ではなくなります。

メーカーに問い合わせをしていただくと、あなたの窓シャッターがDIYキットを取り付けられるかどうか判定しますので、購入するかどうかの検討も簡単です。

手動シャッターを電動化したいと思われている方はぜひ参考にしてくださいね。

 

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