電動シャッターの故障のよくあるケースで、台風など雨風が酷い後に動かなくなるといったことがあります。
普段とは違う雨。風を伴った横殴りの大雨の場合だと、通常の雨ではそうそうないであろう内部に水が入り込んで漏電を引き起こすことがあります。
普段ないような大雨の後のシャッターのトラブルは注意が必要です。漏電を疑うようなケースで注意した方が良い点について解説していきます。
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大雨の後は注意が必要
大雨の次の日に電動シャッターが開閉しない場合は、漏電が起こっている可能背が高いです。
また、漏電が原因であれば、水さえ乾いてしまえば、通常通り動く可能性が高いです。
漏電は文字通り、電気が漏れていることを表します。普段であれば漏れないように電気が流れるところを水を介することで違うところに流れてしまっている状態です。
漏電になった時の対処
漏電になってしまった、その疑いがある場合は以下の順序で対応します。
①電動シャッターの電源を落とす

出典:https://www.dai1kenchikugyou.com/blog/11455/
速やかに電動シャッターの電源を落とします。漏電となると感電の可能性もあるので、電源を入れたまま原因を探ろうと、配線をいじったり無理に作業してしまうと重大な事故にも繋がりかねません。
②中に入った水を除去

出典:https://jibundeyarou.com/den_shutter1/
可能な限り、内部に入った水を除去します。内部がしっかり乾けば、電動シャッターは復旧する可能性が高いです。
この時、復旧させようとあれこれと余計なものをイジらないことです。
漏電中の開閉について
漏電中の開閉については、停電時の開閉方法と同じです。以下の記事に詳しく書きましたので参考にしてください。
⇒停電時の電動シャッターの開閉はどうなる?開け方や停電後の処置について調べてみた
結局電動シャッターが壊れたら?
大雨などの漏電で電動シャッターが壊れた場合、通常メーカー品であれば、モーターが付いているシャフトごと交換となります。(まずは見積もりは取りましょう。)
その場合だと、工事費込みで15万~20万ほどの費用が発生します。
しかし、電動シャッターが壊れた場合でも、機能的な部分はそのまま使える場合が多い。
つまり、モーター部や受信機などが壊れている場合であれば、その部分だけ代替えすれば済む話です。
おススメする方法としては、DIYで手動のシャッターを電動化するKITです。実は、手動シャッターを電動化するためのKITですが、電動シャッターにも使えます。
実際に、雷や漏電などで壊れた電動シャッターであっても、取り付けできるということが実証されています。(すでに30例ほどあるようです。)
しかも、デフォルトの機能としてスマホで開閉できますし、自分以外の複数のスマホでも操作ができますので、逆にアップグレードする形になりますね。
価格は5万円。電動シャッターの修理費より遥かに安いです。この方法を一度試してみてください。メーカーに問い合わせすれば、あなたの電動シャッターに使えるかどうか判断してくれますので。
⇒壊れた電動シャッターの修理にも使える、DIYキットはこちら
まとめ
今回はピンポイントに漏電対策として書きました。特にシチュエーションが大雨の後の電動シャッターのトラブルなので、普段入らないところに水が入った可能性が高いです。
慌てず、まずは電動シャッターの電源を落として、内部に水があるかどうか確認してください。
完全に乾ききるまでは、数日必要なので、その間は、手動切り替えで対応するとスムーズに改善できると思います。
いち早く解決したい場合は、やはり業者さんに対応してもらいましょう。
電動シャッターのリモコンをスマホ化にできる
電動シャッターのリモコンがスマホのアプリになる方法もご紹介しています。いちいちリモコンを持つ必要もありませんし、家族のスマホに何台でも登録できます。
非常に便利なので、こちらもチェックしておくと便利ですよ。