スマートガレージアプリでのシャッター動作設定:電流制限値の役割と設定方法

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シャッターの動作を制御していただく際に重要となる、各種電流制限値に関して
役割と設定方法のポイントを解説いたします。

 

[上昇時の設定に関して]

[上昇時の電流制限値の設定]

 

 

赤丸で図示している赤色の電流制限値が、上昇時の負荷を検知する設定ポイントになります。
電流制限値は左右に移動できます。
左側に動かすほど負荷上限が低くなり、右側に動かすほど負荷上限が高くなります。

 

 

赤枠で図示している赤色の波形が、シャッター動作時の負荷状況を表す波形です。
この波形の右側(電流値が大きい方)に電流制限値が触れることにより
負荷を検知してシャッターが停止する仕組みになっております。

 

 

描写されている波形に対して、電流制限値を適切な位置に移動させます。
今回の場合は、波形に対して負荷上限が高いため、初期位置から左側に移動させます。

 

 

描写されている波形に近づけすぎると、突風などの影響でも停止してしまう可能性があるため
ある程度余裕を持たせた適切な位置に設定してください。

 

 

負荷を検知して停止してしまう参考として、赤枠で囲んでいる箇所のように
電流制限値に触れると負荷を検知して停止します。
このような状況の場合は、電流制限値を右側に移動して負荷上限を高くしていただくか
負荷上限を高くしても電流制限値に触れて停止してしまう場合は
一度ガレージKITや窓シャッター電動化KITの取付け状況または
シャッターの動作状況を確認してください。

 

[上昇端の全開判定レベル設定値の設定]

 

 

赤丸で図示している赤色の全開判定レベル設定値が、シャッターが全開したことを
判断する判定ポイントです。
全開判定レベル設定値は左右に移動できます。

 

 

描写されている波形に対して、全開判定レベル設定値を適切な位置に移動させます。
今回の場合は、波形に対して判定ポイントが高いため、初期位置から左側に移動させます。

 

 

全開判定レベル設定値の上下に伸びている赤線が、波形に触れることによっても
上昇端と判定して停止してしまいます。
シャッターが全開前に停止してしまったり、全開になっているのに巻き上げ過ぎてしまう場合は
全開判定レベル設定値を左右に移動させて、適切に停止する位置に設定してください。

 

[下降時の設定に関して]

[下降時の電流制限値の設定]

 

 

赤丸で図示している青色の電流制限値が、下降時の負荷を検知する設定ポイントになります。
電流制限値は左右に移動できます。
左側に動かすほど負荷上限が低くなり、右側に動かすほど負荷上限が高くなります。

 

 

赤枠で図示している青色の波形が、シャッター動作時の負荷状況を表す波形です。
この波形の右側(電流値が大きい方)に電流制限値が触れることにより
負荷を検知してシャッターが停止する仕組みになっております。

 

 

描写されている波形に対して、電流制限値を適切な位置に移動させます。
今回の場合は、波形に対して負荷上限が高いため、初期位置から左側に移動させます。

 

 

描写されている波形に近づけすぎると、突風などの影響でも停止してしまう可能性があるため
ある程度余裕を持たせた適切な位置に設定してください。

 

 

負荷を検知して停止してしまう参考として、赤枠で囲んでいる箇所のように
電流制限値に触れると負荷を検知して停止します。
このような状況の場合は、電流制限値を右側に移動して負荷上限を高くしていただくか
負荷上限を高くしても電流制限値に触れて停止してしまう場合は
一度ガレージKITや窓シャッター電動化KITの取付け状況または
シャッターの動作状況を確認してください。

 

[下降時の電流変化制限値の設定]

 

 

赤丸で図示している黄緑色の電流変化制限値も、電流制限値と同様に
下降時の負荷を検知する設定ポイントになります。
電流変化制限値は左右に移動できます。
左側に動かすほど負荷上限が低くなり、右側に動かすほど負荷上限が高くなります。

 

 

描写されている波形に対して、電流変化制限値を適切な位置に移動させます。
今回の場合は、波形に対して負荷上限が低いため、初期位置から右側に移動させます。

 

 

描写されている波形に近づけすぎると、突風などの影響でも停止してしまう可能性があるため
ある程度余裕を持たせた適切な位置に設定してください。

基本は、下降時の電流制限値と同じ位置に設定していただければ問題ございません。

 

[下降端の全閉判定レベル設定値]

 

 

赤丸で図示している青色の全閉判定レベル設定値が、シャッターが全閉したことを
判断する判定ポイントです。
全閉判定レベル設定値は左右に移動できます。

 

 

描写されている波形に対して、全閉判定レベル設定値を適切な位置に移動させます。
今回の場合は、波形に対して判定ポイントが高いため、初期位置から左側に移動させます。

 

 

全閉判定レベル設定値の上下に伸びている青線が、波形に触れることによっても
下降端と判定して停止してしまいます。
シャッターが全閉前に停止してしまったり、全閉になっているのに巻き下げ過ぎてしまう場合は
全閉判定レベル設定値を左右に移動させて、適切に停止する位置に設定してください。

以上が、各種電流制限値の設定方法のポイントとなります。
シャッターの初期設定時等にご参考ください。

その他のアプリ内ボタンの解説はこちらから。
スマートガレージアプリのメンテナンスモード内ボタン:解説と使い方(その1)
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スマートガレージ2アプリのメンテナンスモード内ボタン:解説と使い方(その1)
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