ガレージキットを取付けていただく際に難しいと思われる一つのポイントとしてシャフト内へのモーター線の配線があります。
今回は少しでも通線を行いやすくしていただけるコツを紹介いたします。
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通線が難しい理由
シャフト内へ通線用の針金を使用していただいても、シャフト内は順調に進んでいけますがシャフトの端部に到達した際に、端部から針金の先を取り出すのが難しい場合があります。
その理由は上図の様に、シャフトの軸受けがあり端部が確認しにくいことと、端部自体が数センチしか隙間が無く針金が上手く曲がっていかないことが考えられます。
そこで今回ご紹介させていただく2つの方法をお試しいただくと、比較的通線を行っていただきやすくなりますのでお試しください。
タコ糸を使用する方法
具体的な手順は以下の通りです。
- 細くてある程度強度のあるタコ糸を用意し、針金の先端に余裕を持たせてタコ糸をセロテープなどで固定してください。
ご注意点として、針金を通している最中に外れないように固定していただきたいのですが、最後に針金だけを引き抜く必要がありますので、強く引っ張れば外れる程度に固定してください。
その際に、先端に輪っかを作っていただくことで取り出しやすくなります。 - 針金とタコ糸を共にシャフト内に通します。針金がシャフトの端部に届いたら、タコ糸のみを端部から引き出します。
- タコ糸を上手く引き出せない場合は、掃除機などを使用して吸い出すと引き出しやすくなります。
- タコ糸を引き出したら、針金だけを抜き取り、反対側のタコ糸の先端にビニールテープなどでモーター線をしっかり固定します。
- タコ糸を引っ張ることで、モーター線を通すことができます。
結束バンドを使用する方法
具体的な手順は以下の通りです。
- 柔軟性があり、適度な硬さの結束バンドを用意し、針金の先端に巻き付けます。
この時、注意点として、結束バンドを引っ張る際に針金と固定している箇所が外れやすくなりますので、最初にしっかりと固定してください。 - 針金が端部まで到達したら、結束バンドがシャフトの端部から出やすくなるように、針金を少し押し込ん結束バンドをシャフトの端部から飛び出させてください。
- 飛び出した結束バンドを引っ張り針金を引き出したら、反対側の針金の先端にモーター線をしっかりと固定します。
- そのまま針金を引き出すことで、モーター線を通すことができます。
以上がシャフト内にモーター線を通すコツのご紹介となります。
上手くモーター線がが通らない場合は、上記方法をお試しください。
上手くモーター線がが通らない場合は、上記方法をお試しください。
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