YKK AP 手動窓シャッターを電動化する方法

窓シャッター

YKK APから販売されている手動窓シャッターについて、紹介していきます。この記事では、以下のような事が分かります。

  • 種類
  • 特徴
  • 後付け電動化KITの取付可否

台風被害や防犯対策のために、窓にシャッターの導入を検討されている方がいらっしゃると思います。YKK APの耐風シャッターGRは、重さ2.05kgの木材が衝突速度12.2m/s(時速44km)で衝突しても、飛来物が貫通しない設計になっており、万全に対策が出来ます。

台風の発生数と上陸数は年々上昇しており、今後台風被害は増えていくと考えられます。

メリットの多い窓シャッターを電動化して、積極的に窓シャッターを活用してはいかがでしょうか?

引用元:YKK AP 耐風シャッターGR

YKK APの「手動窓シャッター」について

YKK APの窓用シャッターは、以下の商品が手動窓シャッターとして販売されています。

  • 耐風シャッターGR
  • 手動シャッター

当記事では、「耐風シャッターGR 」 「手動シャッター」について、以下に取り上げます。

また上記2商品は、こちらの商品を用いることで後付けで電動化が可能です。

※こちらの記事では、YKK APの窓用シャッターの一部の製品特長を紹介しております。詳しい情報を確認される場合はYKK APの公式ホームページをご確認下さい。

耐風シャッターGR

耐風シャッターは、耐風圧性能最大1200Pa[負圧]の強度を確保し、また台風などの強風で外れたり破損しやすい箇所を検証し耐風フックの数を増やしたりしています。

また、強風による飛来物から窓をしっかりと守る事ができ、重さ2.05kgの木材が時速44kmで衝突しても飛来物が貫通しない設計になっております。

カラーバリエーションは、「ブラウン」「カームブラック」「プラチナステン」「ピュアシルバー」「ホワイト」の5つがあります。

手動シャッター

基本性能を備えたシャッターです。
開錠レバーや安心の自動ロック機構、便利な操作ロープなど標準装備しています。

カラーバリエーションは、「ブラウン」「カームブラック」「プラチナステン」「ピュアシルバー」「ホワイト」の5つで、「耐風シャッターGR」のものと同じです。

YKK APの窓シャッターを電動化する方法

YKK APの窓用シャッターは、純正で電動のものも販売されています。

手動の窓シャッターを使われている方に、後付けで電動化する方法は大きく2つありますので、それぞれの特徴や価格帯についても説明します。

方法① ソムフィーキットを取り扱っている業者に依頼する

価格や特徴について

後付けで窓シャッターを電動化する商品としてソムフィーが有名です。ソムフィーの取付業者の相場観は約15万円以上になります。

構造について

構造はシンプルで、巻き取りシャフトを交換するだけで電動化できる商品になります。仕上がりも既存の部品を使い回しするので、見た目はそのままに、安く綺麗に仕上がります。

また、YKK APで販売している純正の電動シャッターは、ソムフィー社が開発した機構が使用されています。

方法② システムデザインの窓シャッター電動化KITを使う

価格や特徴について

窓シャッター電動化KITは、DIYでの取り付けも可能にした電動化キットです。業界最安値の66,000円(税込)~にて電動化が可能です。また、スマートフォンを用いた操作も可能ですので、コスパは最も高いといえます。

構造について

構造はソムフィーと同様で巻き取りシャフトを交換するだけで電動化が可能です。巻き取りシャフトの組み立ては非常に簡単で、プラスドライバー1本のみの工具で可能です。

巻き取りシャフトの仕組みについて

巻き取りシャフトは、長さを1320~3730mmの間で調整できるため、任意の長さで取り付けができます。室内にコンセントがあれば、配線簡単オプションを用いて、壁に穴を開けずに取付ができます。仕上がりも既存の部品を使い回しするので、シャッター本体の見た目はそのままで、綺麗に仕上がります。

窓シャッター電動化KITの取り付け手順

※シャフトの長さは、シャッター本体の幅に合わせて調整してください。

ソムフィキットとの比較について

システムデザインが販売する窓シャッター電動化KITとの比較表を掲載します。

項目 システムデザイン窓シャッター電動化KIT S社電動化KIT
施工時間 3時間程度
(事前調査なしで即取付可能)
3時間程度
仕上がり色 今まで通り
今まで通り
施工場所 施設シャッターのみ
施設シャッターのみ
本体価格 66,000円(税込)~
単品販売無し
価格
(取付工賃込み)
121,000円(税込)~
154,000円(税込)~
穴開け工事の必要性 壁への穴あけが不要
配線に穴あけ工事が必要
×
スマートフォンでの操作 可能(Wi-Fi環境不要、Apple Watchでも可能)
オプションの追加料金かつWi-Fi環境が必要
自動障害物検知機能付き 付き
付き
DIYでも取付可
(電気工事士免許なしでもOK)
可能(機械部分はプラス
ドライバーのみで取付可能)
不可
×
停電時の対応 別途モバイルバッテリーを繋いで開閉可能
ハンドルを引いて手動開閉が可能
落雷などで故障時の修理費 モーターまたは、基板のみの
交換で済むため安価
ユニット丸ごと交換のため高価

 

電動化を可能にするKIT「窓シャッター電動化キット」

窓シャッターをスマホで操作する様子

株式会社システムデザインが開発した「窓シャッター電動化KIT」を用いれば、手動のシャッターに対して、後付けで電動化が可能です。
「窓シャッター電動化KIT」には以下のメリットがあります。

  • DIYの取り付けで、超格安で電動化が可能!(スマホで操作も可能)
  • 壁への穴あけ工事の必要なし

DIYの取り付けで、超格安で電動化が可能!(スマホで操作も可能)

システムデザインが開発した「窓シャッター電動化」では、以下の価格で電動化できます。また、Wi-Fi環境が不要で、スマートフォンを用いた操作も可能です。

<DIYで取り付けになる場合>
66,000円(税込)~

<取付工賃込み>
121,000円(税込)~

取付代理店は以下の業者をご利用いただけます。

シャッター職人

※施工可能エリアは、東京・神奈川(一部埼玉)です。(2022年3月現在)

への穴あけ工事の必要なし

壁に穴を開けることなく、配線が可能です。サッシ窓枠経由で、モーター配線を室内側に取り込むことができます。

配線簡単オプションの取り付けイメージ

窓シャッター電動化KITの費用・価格

窓シャッター電動化KITには、全5種類あります。種類毎にシャフトの長さの範囲が異なります。

窓シャッター電動化KITの本体と、パターンごとのシャフト長さの一覧

1)窓シャッター電動化KIT パターン①
シャフト長さ(シャッター幅):1320~2110mm
価格:¥66,000(税込)

2)窓シャッター電動化KIT パターン②
シャフト長さ(シャッター幅):2111~2560mm
価格:¥70,400(税込)

3)窓シャッター電動化KIT パターン③
シャフト長さ(シャッター幅):2561~3030mm
価格:¥77,000(税込)

4)窓シャッター電動化KIT パターン④
シャフト長さ(シャッター幅):3031~3500mm
価格:¥82,500(税込)

5)窓シャッター電動化KIT パターン⑤
シャフト長さ(シャッター幅):3501~3730mm
価格:¥83,600(税込)

 

<オプション品>
●配線簡単オプション
サッシ窓枠経由でモーターの配線を屋内側に取り込むことができます。
この商品を使うことで、壁に穴を開けることなく配線が可能です。

配線簡単オプションの取り付けイメージの写真

 

★窓シャッター電動化KITの詳細を確認したい場合は、こちらご確認ください。